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2013年8月13日 (火)

大脱走

8日の園田で、調教中の2歳牝馬が場外に逃げ出す騒ぎがあった。

けいこを終えて厩舎に戻ろうとした際、突然騎手を振り落として放馬。馬場を1周半した後、正門を抜けて場外に逃げ出したという。納入業者の出入りのため正門は開けたままだったというが、これは失態であろう。正門から堂々と逃げ出したその牝馬は400mほど離れた住宅街で無事保護された。

そんなニュースを聞いた週の新潟最終レース。出馬表にヨシカワクンの名を見つけた。

アドマイヤムーン産駒の3歳。一度聞いたら、そうそう忘れることのなさそうな独特の名前。覚えておいでだろうか。昨年夏の新潟、新馬戦の出走前夜に馬房から抜け出し、出走取消となったあの馬である。成績表によれば前走は函館で12着大敗。どうせ人気もなかろうから、ここはシャレで買ってみるか、と思ってオッズを見たら、なんと4番人気であった。

まさか、私と同じように、園田の一件からヨシカワクンの脱走劇を思い出したファンが多かったとは思えぬが、これでは妙味というものがない。結局、馬券は見送ってレースを眺めていたら、見事に馬場の真ん中を突き抜けて勝った。この馬、新潟に何かあるのやもしれぬ。となれば、脱走は今夜あたりか。

Houba  

ショゲながら特別登録を眺めると、今週は札幌記念である。それでサッポロホマレの脱走劇を思い出した。おそらく我が国史上最大の大脱走であろう。なにせ舞台はシンザンが一冠目を制した皐月賞。出走25頭のパドックに騎乗命令がかかったその時、サッポロホマレが騎手を振り落とすと、パドックを飛び出し、観衆で埋め尽くされたスタンドに向かって走り出したのである。

普通なら大参事を覚悟しなければならない。だが、あまりの大観衆に驚いたのか、サッポロホマレは急転回。正門を駆け抜けると、府中競馬正門前駅方面へと走り去った。

ただちに厩務員を乗せたパトカーが出動。旧甲州街道を東に2キロほど走ったあたりで無事保護された。その地名は調布市との境にもほど近い「車返」。馬の方も止まるべき場所は、ちゃんと心得ていたようだ。

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