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2013年8月 4日 (日)

8月のフェデラリスト

気が付けば8月に入って既に4日が経過している。めくり忘れていたカレンダーを何気なくめくったら、8月の写真はなんとフェデラリストであった。

Cal  

昨年1月の中山金杯と2月の中山記念の優勝馬。カレンダー的にはいまいち季節感に欠けるような気がしてならないが、いろいろ都合があるのであろう。ともあれ、夏のローカルも残すところあと4週。3歳未勝利馬を抱えた身としては、8月のカレンダーを見るだけで寒ささえ覚える。そう思えば、フェデラリストの写真が使われていることに合点がいかなくもない。

その3歳馬は、私と縁がある母馬の初仔が某クラブから募集されたのを知って出資した一頭。母は2歳秋までに逃げて2勝を挙げた快速馬。東京2歳優駿牝馬でもハナを奪っている。その後は気性的な問題もあって勝ちあぐねたが、その子となれば、仕上がりは早いに違いない。

実際、2歳8月の札幌でデビューを果たしたのだから、見立ては間違っていなかった。芝1200mの新馬戦で10番人気ながら逃げて4着。その快速ぶりは母の面影を思わせたが、いま思えばそこがピークだったような気がする。以後、未勝利戦を5戦するも成績は下降するばかり。そんなところまで母に似なくても良いのに……、と思い続けた一年間であった。

そして今日、デビューから数えて7戦目の競馬に挑んだが、逃げることもできずに大きく敗れてしまった。この時期、出走優先権を持たない3歳未勝利馬は辛い。ただでさえ出走希望がひしめく短距離戦。さらに9月に入れば、開催場は中山と阪神の2場に絞られる。仮に出走が果たせたところで、自ブロックの阪神で関西馬同士の争いを勝ち抜くだけの力はあるまい。決断の潮時であろう。幸い、新馬戦4着で稼いだ賞金があるので、地方に移籍することもできる。

8月は大量の3歳馬がJRAから地方へと移籍する季節だ。地方競馬で規定の成績を残せば、JRAに戻ることもできる。そういう過程を踏んで、JRAのオープンまで上り詰める例だって決してなくはない。

たとえばフェデラリスト。

Fede  

3歳3月のデビュー戦は僅差の4着。だが、レース後に骨折が判明する。未勝利戦が用意されている秋までの復帰は見込めないことから、陣営は早々に地方移籍の道を選んだ。

念願の初勝利を上げたのは4歳2月のこと。船橋競馬場。C2クラスの一般戦だった。だが、その1年後には重賞2勝目となる中山記念を勝つことになるのだから凄い。

8月のカレンダーの写真にフェデラリストが選ばれたのは、「こんな馬だっているんですよ」という励ましの意味が込められているのかもしれない。ちょっと考え過ぎだろうか。でも、この時期の3歳未勝利で大敗した直後だけに、そう考えたくもなる。

 

 

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