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2013年8月18日 (日)

たかが英会話

一昨日付で、「英国人に聞いた話」みたいなことを書いたのだけど、私自身は英会話に自信がある方ではない。いや、はっきり言って絶望的なレベル。ふんじゃあ、どうやって話を聞いたんじゃ?ということになるが、たまたま通訳をしてくれる人がいたり、あるいは相手の英国人が日本語ペラペラだったに過ぎない。

でも、英語が喋れずに日常生活で困ったという経験ってありますか? 私は一度もない。たぶん私が非常にラッキーなだけで、世間の多くの人たちは、恒常的に英語に触れる生活を送っているのであろう。でなけりゃ、これほど巷に英会話学校が溢れ返る状況の説明がつかない。

ずうっと昔、私の母親が「英会話でも習おうかな」と言い出した。なんで今さら?と問い返した私に「だって外国人に道を聞かれたら困るじゃない」と母は言う。

ちなみにそこは埼玉の田舎町。道を聞かれるどころか、道に外国人がいたのだだけで話題になるような土地である。どうしてそんな心配事にたどり着いたのかは知る由もないが、そんなの「ソーリー。アイキャントスピークイングリッシュ」で済む話じゃないか。

私自身、四半世紀に渡って大手町や銀座や六本木をウロウロする日々を過ごして来たけど、路上で見知らぬ外国人に道を聞かれたことなど数える程度しかない。しかもそのほとんどの相手は中国人。中国大使館が六本木のJRAの近くにあるからだろうか。

少なくとも、日本国内で暮らす大多数の人にとって、流暢な英会話は不要であろう。最近は街中の案内表示もバイリンガルになって、道を尋ねる外国人も少なくなった。しかし、それでも日本人は英会話の習得を目指す。もはやここまでくると日本人の遺伝的形質なんじゃないのかとまで思えてくる。

一方で、「英語が堪能」という理由だけで、一般事務職から競馬記者に抜擢されるようなケースが、スポーツ新聞の世界では稀にある。むろん背景にあるのは競馬の国際化。短期免許の外国人ジョッキーに話を聞くなら、英語ができる方が、できないよりも良いに決まっている。

Dettori  

とはいえ、抜擢された人が競馬に明るいという保証はどこにもないわけで、そういう人たちは競馬専門用語の壁にぶつかるんだそうだ。数多の専門用語を苦も無く使いこなしている競馬ファンは、実は結構凄い。

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