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2013年7月 4日 (木)

「投票」の不思議

参院選が公示され、選挙の夏がスタートした。

日本記者クラブが正月に実施する恒例の「予想アンケート」10問の中には、「12月31日現在のわが国の首相は誰か」や「外国為替市場で円安が進み、一時的にでも1ドル=100円台に突入することがあるか」などという項目にならび、「夏の参院選で自民、公明両党の合計議席が非改選と合わせて過半数を占めるか」という項目があった。投票結果を読み切るのはプロでも難しい。

投票と言えば、競馬でも「人気の盲点」という現象がよく起きる。「この組み合わせでこんなにつくのかよ!」というのは、競馬場でよく耳にする負け犬の遠吠え。筆者の知人は、先日のラジオNIKKEI賞の馬連を1万円的中した。なんと400倍。帯封4束と聞けば驚くが、いちばん驚いたのは配当を聞いた本人だったというのだから面白い。

「前走の成績を見て普通の馬券を買ったつもりが大穴だった。なんでみんな買わなかったんだろ?」

前走、初の古馬との対戦で降級馬相手にコンマ5秒差に健闘したケイアイチョウサンと、GⅠレースで同じくコンマ5秒差に踏ん張ったカシノピカチュウとの組み合わせ。あとからそう聞けばなるほど頷ける部分もあるが……、うーむ、私は買えませんね(笑) ともあれ、人の投票行動さえ読めないのに、レース結果が読めるわけもない。

競馬界での不思議な投票結果といえば、皐月賞馬・ウイルデイールが選ばれた1959年の年度代表馬投票が語り草だ。ほかに該当馬がいないのならばともかく、天皇賞(秋)と有馬記念に連勝したガーネツトがいた。現代に置き換えれば、2002年の天皇賞(秋)と有馬記念を勝ったシンボリクリスエスを差し置いて、皐月賞馬のノーリーズンが年度代表馬に選ばれるようなものか。議論の余地などないように思えるのに、なぜかこういう現象が起きる。人間とは不思議で複雑な生き物だと思わざるをえない。投票に穴はつきもの。馬券はその典型であろう。

ちなみに、冒頭に紹介した日本記者クラブの「予想アンケート」の、最後の設問は、「凱旋門賞で日本馬が優勝するか」というもの。年頭は「〇」の可能性は高いゾと思えたものの、ここへきて情勢は微妙になりつつある。わずか2分先のレース結果さえも分らぬ私に、1年も先の予想など土台無理な話か。

 

 
 

 

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