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2013年7月30日 (火)

三好弥@大門

大門の馴染みの居酒屋にとある荷物を届けたところで時計を見ると、13時ちょうどであった。

モノレールに乗れば、大井競馬場までは10分ちょいの距離だが、いくらなんでも第1レースにはちと早い。そこで居酒屋のすぐ近くにある『三好弥』で食事をとることにした。「みよしや」という名前から得るイメージとは異なり、喫茶店のような外観。だが、いざ一歩店に足を踏み入れれば、厨房のおじさんと、ホールのおばちゃんが2人で切り盛りする“町の食堂”と誰もが思うはず。特におばちゃんのパワーは凄い。

Mise 

オーダーしたオムライスは、玉ねぎとハムが入ったケチャップライスを固めの薄焼き玉子でくるんで、ケチャップをかけた昔ながらのケチャップオムライス。黄色に真っ赤のコントラストが眩しい。まあ、味も“昔ながら”なんだけど、たまにこういう味が恋しくなることってありますよね。

銀座の『煉瓦亭』に「元祖オムライス」というメニューがある。溶き卵に白いご飯と具を混ぜて焼いたもの。従業員の賄い食として誕生したのが、1901年から客に出されているという。だが、我々が知るオムライスとは微妙に違うし、当時の呼び名も「ライスオムレツ」だったという。

「オムライス」の名を誕生させたのは、今もオムライス専門店として知られる大阪の『北極星』。90年ほど前、当時は西洋料理店だったこの店に、胃が弱くオムレツと白いご飯ばかり注文する常連客がいた。「くる日もくる日も同じものではかわいそうだ」と店主が思いついたのが、ケチャップライスを卵でくるんだ料理だったという。

「うまいやんコレ、なんちゅう料理やねん?」

「オムレツとライスやさかい、『オムライス』とでもしとこか」

今風のトロトロ半熟スタイルも美味いが、ふんわりと焼き上げた卵でチキンライスを包むクラシックスタイルも捨てがたい。黄金に輝くボディー。目を覚ますようなケチャップの赤。キメの細かい玉子焼きにスプーンを刺し込めば、湯気とともに一粒一粒がルビー色に艶めくチキンライスが現れる。オムライスの美味しさは、これらすべてを包含する。

Omu 

むかし、JRAにオムライスという馬がいた。キンググローリアス産駒の牝馬。その母は船橋で3勝を挙げたトマトケチャップである。デミグラスソースやホワイトソースもいいが、やはりオムライスにはトマトケチャップがよく似合う。

 

 

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