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2013年7月16日 (火)

肉力

「大食い」と人に向かって自慢できるほどではないのたけど、食べろと言われればいくらでも食べ続けるので、いわゆるデカ盛りの店に誘って頂くことはしばしば。先日も、知人が仕事場の近くに巨大なハンバーグを食わせる店を見つけたから一緒に行こうと言う。

「すげぇぞ。なんせ560グラムもあんだぜ」

知人は興奮を押し隠すように教えてくれた。560はたしかに凄い。普通のハンバーグなら3人前はある。

その店は京橋の『キッチン・くいしんぼ』。席に着くなり560グラムのハンバーグを注文すると、ウェイトレスさんが訊いてきた。

「ライスは大盛にしておきますか?」

お代わりは自由だが、最初っから大盛にしてこようか?と言うのである。だが、なせか「普通で結構です」などと口走ってしまった。きっと、まだ見ぬ560グラムへの恐怖心がそうさせたのであろう。

560 

運ばれてきた一皿を見てほしい。上に乗っかっている目玉焼きは決してウズラの卵などではない。なにせライス皿よりデカいのである。ところが、ひとたびナイフを入れてしまえば、怖いもなにもない。結果、ライスが足りなくなる始末で、大盛のお代わりを注文するハメになった。手間を取らせて申し訳ない。ともあれ、たいした盛り上がりもないまま、淡々と560グラムを完食。呆れた知人は、「1キロのハンバーグはメニューにないんですか?」と訊いていたが、お店の人は苦笑いだった。この倍のサイズを焼くフライパンなどあるまい。

だが、その知人もしつこく別の店を探してきた。1キロのハンバーグがメニューに載っているという。

行った先は御茶ノ水駅近くの『三浦のハンバーグ』。

Miura 

京橋の倍のサイズでありながら、価格がほぼ同じというのは学生街ならではであろう。となれば味もそれなり。悲しいかな肝心の“肉力”に欠ける。しかも根本的な問題として、三枚重ねを「1キロハンバーグ」と呼べるのだろうか。まあ、なんだかんだ言いながら全部食ってしまったわけだが、件の知人には、もっと肉力に富む巨大ハンバーグの店を見つけてきてもらわねばなるまい。

私がハンバーグに求める肉力について言葉で説明するのは難しいので、大井町駅近くの『銭場精肉店』がランチに出しているダブルハンバーグをぜひ食べて頂きたい。この一皿がその理想を具現化している。

牛肉のみのハンバーグは、ほんのり赤いレアの焼き加減でテーブルに運ばれてくる。横浜の『ハングリータイガー』と同じスタイルだが、こちらは480グラムもの分量。肉力に飢えたデブを失望させることもない。

Double 

出来ることならば、このハンバーグで1キロサイズをお願いしたいところだか、さすがに無理なよいだ。「それならダブルハンバーグを2皿注文すればいいじゃないか」と言われそうだか、それでは何か違う気がする。50倍の馬券を2回取るより、1回の万馬券の方が気持ち良いじゃないですか。まあ、どうでもイイことですが。

 

 

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