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2013年7月 7日 (日)

本物の味

福島競馬場の内馬場に「なみえ焼そば」の屋台が出ていた。本物のなみえ焼そばの証である「浪江焼麺太国」の幟も見える。せっかく福島に来たのだからと、炎天下をものともせず行列に並ぶことに。

Namie1  

「なみえ焼そば」がホンモノの「なみえ焼そば」であるためには、以下の条件を満たしていなければならないという。

 その1 中華麺の極太麺を使う
 その2 具材はモヤシと豚肉を基本とする
 その3 ソース味であること

屋台のお母さんによれば、なみえ焼そばの評価が高まると同時に、偽物・模倣品の類が氾濫しているそうだ。某有名居酒屋チェーンでは、麺にうどんを使ったシロモノを、堂々と「なみえ焼そば」としてメニューにまで載せていたというからあきれる。だって、それじゃあただの焼うどんじゃないですか(笑) それは極端な例としても、うちの近所あたりにちょいちょい出ている「なみえ焼そば」の屋台は、まがい物であることが多い。横浜ナンバーだったりしますからね。

Namie2  

でも、ここは正真正銘のなみえ焼そばを出す「浪江焼麺太国」の認定店舗。このステッカーがホンモノの証だ。目の前で焼そばを焼いたり、パックに詰めたりしているお母さん方も浪江町の方だそうで、今も避難先の仮設住宅での生活を余儀なくされているという。

Namie3  

なみえ焼そばは、その麺の太さゆえ調理に時間がかかる。おかげで、浪江の話や、避難先での話、さらには相馬野馬追いの話まで聞くことができた。野馬追いは家の二階から見物していると騎馬武者から「無礼者!」と言って怒られるんだそうだ。もっと話を聞きたかったが、さすがにそういうわけにはいかない。

Namie4  

モッチリとコッテリがせめぎ合う美味さは、さすがは本物と唸らせられる。「B級」と呼ぶには惜しい気がした。

 

 

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