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2013年7月 5日 (金)

荒れてこそ福島

七夕の当日に行われる七夕賞は、49回の歴史の中で今年が4度目。意外に少ない。

一方で、七夕賞といえば「荒れる重賞」の代名詞。1979年から2004年まで1番人気馬「26連敗」の大記録を破るとしたら、やはり七夕賞しかないように思える。だが、その難解さを生み出す要因のひとつだった「最終週の荒れた馬場」は、今年ついに消滅。とはいえ、開幕週のラジオNIKKEI賞が、馬場状態などお構いなしに波乱に終わったことを思えば、大丈夫(?)であろう。 

Fuku

 

それにしても福島の馬券は難しい。ハンデ戦であろうがなかろうが関係なく荒れる。こういう競馬に慣れている福島の競馬ファンの目は鋭い。「これは万馬券だろう」と思うような組み合わせの決着が、案外な低配当にとどまったりする。

タニノハローモアが勝った1968年のダービーでは、単勝3960円、枠連5730円の大穴になったにもかかわらず福島場外の的中者が多く、払い戻し用の現金が不足して競馬場側が銀行にSOSを発したという。ちなみに、この年のダービーも7月7日に行われ、「七夕ダービー」と呼ばれた。

ともあれ、そんな福島のファンがありきたりの番組で満足するはずがない。七夕賞における1番人気連敗記録は、難解なレースを好む福島のファンの誇りでもあろう。

そんな福島のファンを相手に馬券を争っても、とても勝てる気などしない。収支にこだわるなら、中京や函館を主戦場にするべきなのだろう。それでもノコノコと福島に足を運んで、シクシク泣きながら新幹線に揺られて帰ってくることになる。それが夏の決まりなのだから、仕方のないことなのだけど……。そんなわけで、明日は福島です。

 

 

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