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2013年6月23日 (日)

プラドジュール・イクタ

久しぶりに鵡川の『プラドジュール・イクタ』を訪れた。

前回と異なる印象を受けたのは、外壁の色が変わったからであろうか。聞けば、オーナー夫婦の手作業で塗り直しを終えたばかりだという。2年ぶりになるというのに、奥さまは私のことを覚えておいでであった。感激の至りである。

Ikuta

「プラドジュール」は「今日の特別料理」という意味で「イクタ」はこの地域の名前。かつての生田保育園の建物をオーナー夫妻自らがリフォームし、イギリスの田園地帯にでも迷い込んだのではないかと思わせるような瀟洒なレストランが誕生した。席数は少ないが、店内に飾られたインテリアの数々は、見ていて飽くことがなく、次々と運ばれてくる料理たちも出色の美味さである。

Kabu

写真は「アサリとカニとカブのパスタ」。むろんアサリもカニもカブも道内で採れたもの。地元の食材にこだわるというのは、言うほど簡単なことではないのだが、この一皿は素晴らしい。口に入れると、ふわっと広がる繊細な味わいをどう表現すればよいのか。カブ本来の甘みに加え、しっかり浸み込んだアサリとカニの旨味。これを文章で説明するのは至難である。我が文才を恥じつつ、いいから一度食べに来てくれ、と開き直るほかない。

想像するに、この一皿の主役はカブではあるまいか。主役たるカブをおいしく 食べるための脇役として、本来なら主役級のポテンシャルを持つアサリとカニが選ばれたように思えてならない。それほどカブの存在感は他を圧している。例によってボリュームも文句なし。久しぶりに訪れることができてよかった。 

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