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2013年6月 4日 (火)

今日もどこかでフジキセキ

安田記念当日の日曜は、東京と阪神でひと鞍ずつ新馬戦が組まれたが、どちらもフジキセキ産駒が勝ち上がった。2011年以来種付けを休止しているフジキセキの産駒は、この2歳が最後の世代となる。最後のクラシックに向けて、まずは好スタートを切ったと言ってよさそうだ。

サンデーサイレンス産駒のトップを切って1995年に種牡馬入りしたフジキセキは、サンデー系種牡馬乱立の時代になってもなお存在感を失っていない。先週末は東京と阪神で5勝の固め打ち。由比ヶ浜特別のデンファレは、9番人気ながらハナ差で勝利をもぎとった。

10r  

今年の3歳世代でもメイケイペガスターとタマモホットプレイの2頭が重賞ウイナーとなり、見事ダービーにまで駒を進めている。この10年間でフジキセキ産駒不在のダービーは2度しかない。次から次へとサンデー系の新種牡馬が登場するこの時代にあって、この安定感は称賛に値する。

超大物は出ないかもしれない。でも、芝でもダートでも、2歳からでも古馬になってからでも、とにかく堅実に走る。社台の牧場ツアーに参加すると「初めて持つならフジキセキ」というフレーズが、半ば合言葉のようになっていた。だが、その言葉ももう今年からは聞くことはない。

Fuji  

フジキセキ産駒の今年のJRA勝利数は49。昨年に続く百勝超えも見えた。通算産駒勝利数で5位につけるフジキセキだが、4位ライジングフレームとの差は25だから、今年中の逆転は、ほぼ確実。通算勝利数のベストテンに、父子でランクインしているのは、サンデーサイレンス&フジキセキの父子のみ。それがいかに稀有な出来事であるか、説明の必要はあるまい。

Tamuro  

今週のエプソムカップにも、アカンサスとタムロスカイの2頭のフジキセキ産駒がエントリーしている。「出馬表を開けばそこにフジキセキ産駒」。そう感じるほどの不思議な存在感こそが、フジキセキ産駒の魅力のひとつであろう。

 【種牡馬のJRA勝利数ベスト10】

 〈1〉サンデーサイレンス 2749
 〈2〉ノーザンテースト  1757
 〈3〉ブライアンズタイム 1593
 〈4〉ライジングフレーム 1379
 〈5〉フジキセキ     1354
 〈6〉パーソロン     1272
 〈7〉ヒンドスタン    1258
 〈8〉サクラバクシンオー 1232
 〈9〉トサミドリ     1135
〈10〉ネヴァービート   1064

 

 

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