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2013年5月 2日 (木)

昔の名前で出ています

昨日の浦和競馬5レースに、こんな名前の馬が出走していた。

Baken  

なんと! 1980年の浦和記念の勝ち馬で、記念すべき第1回ジャパンカップでは、ホウヨウボーイやモンテプリンスを差し置いて日本馬最先着を果たした、あのゴールドスペンサーではないか! 最近見かけないと思ったら、いつの間にか浦和に帰ってきてたのか。これは単勝一本勝負だ!!

Room  

馬主席があいにくの満席。ガランとした「馬主室」という部屋にひとり通されて、じいっとモニタばかり見つめていたから、頭がおかしくなったのかもしれない。もちろん、あのファラモンド産駒のゴールドスペンサーであるはずはなく、2006年生まれ、ニューイングランド産駒のゴールドスペンサーであった。

GⅠ馬など一部の名馬を除き、一度使われた馬名を再使用することはルール上認められている。ただし、先代が死んでから5年以後という条件がつく(重賞勝ち馬は10年以後)。今でも「昔の名前で」走っている馬を見かけるのはそのせいだ。3冠馬ミスターシービーや皐月賞馬ロゴタイプの父ローエングリン。阪神JFの勝ち馬で来週のヴィクトリアマイルに出走するジョワドヴィーヴルも、実は“2代目”だったりする。

初代ローエングリンは1968年の金鯱賞を勝っているが、追い込みを得意としたというから興味深い。この金鯱賞も4番手からの差し切り勝ちだった。また、先代のジョワドヴィーヴルは、今年のフェブラリーSを勝ったグレープブランデーの“兄”である。こうしてみると   当たり前の話だが   初代と2代目とでは、馬のイメージはまるで異なる。

先月17日の園田競馬でドンクールという馬が勝利を収めたとのニュースが伝えられた。

「あぁ、“ドンクール”という馬名も、むかし聞いた覚えがあるなぁ。もう2代目が出てきたのか。早いもんだなぁ……」

   と遠い目をしながらレース結果をよくよく見たら、そのむかし昔のドンクール本人ではないか。思わずひっくり返った。

聞けば、2006年の名古屋大賞典以来7年ぶりの勝利だという。てっきり引退したものと思い込んでいた己の不明を恥じねばなるまい。ディープインパクトと同期の11歳。レース出走自体が2年7ヶ月ぶりだった。それでも闘志は衰えていなかったという。たいしたものですね。

Don  

同期の現役馬には8年連続の春天出走という大記録を樹立したトウカイトリックや、大井の東京スプリング盃4連覇の偉業を達成したフジノウェーブがいる。ちなみにフジノウェーブという名前も、実は“2代目”。ともあれこの世代はレジェンドが多い。

 

 

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