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2013年4月 5日 (金)

締切は守ろう

桜花賞の前売りが始まった。いよいよ今年も3歳クラシックの幕が上がる。

Ohka  

レースの出走馬にとって、その勝敗を左右しかねない最後の関門といえば、それは競馬場への「輸送」に違いなかろう。特にこの桜花賞では、関東馬の関係者はことさら輸送に神経を遣う。キャリアが浅く、神経質な3歳牝馬にとって、輸送のミスはまさしく命取りだ。

一方で、この時期は地方公営競馬を扱う競馬専門紙各社においても「輸送」に神経質になる時期でもある。年度替わりは異動の季節。主催者もバタバタしていて、出馬表の確定が遅れることも珍しくない。この船橋開催では、午後3時を過ぎても発表がなされないという事態も起きている。イライラしながら、NARサイトの「再読み込み」を繰り返していた方もいらっしゃるのではないか。

「だけど2日も前に発表されているじゃないか」

そんな指摘もあろう。だが、遠隔地への輸送を共同輸送に頼る専門紙にとって、締切時刻は存外早い。共同輸送のトラックに間に合わないと、自前で輸送トラックを調達せねばならなくなったり、下手をすると場外発売所に新聞を置けないという事態まで覚悟しなければならない。大都市間の輸送ならいざ知らず、東北などには極端に道路事情が悪い場外発売所もある。そもそも、交通の便が悪くて馬券を買いに出られないという理由で選ばれた立地だ。2日前に枠順が確定しても、実は案外ギリギリだったりする。

むろん共同輸送のトラックの運ちゃんは、1社の都合で待ってはくれない。そのための締切である。だけど、肝心のネタ元が遅れては打つ手がない。勢い編集者たちのイライラも募る。

「締切」は英語で "Dead line" だが、この "Dead line" には、もうひとつの意味「死線(囚人がこの線を超えると射殺される)」も辞書に載っている。怖いですね。怖いけど、専門紙の編集担当者たちは、むしろこちらの意味の方を日々実感しながら新聞を制作しているに違いない。専門紙の有能な編集者が次々と射殺されてしまっては、競馬主催者としても困るだろう。だから、次開催からはもっと早く確定出馬表を発表してもらいたい。

Dic

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