« JRA騎手・戸崎圭太 | トップページ | 本物の長浜ラーメン »

2013年4月 1日 (月)

神の馬

太宰府天満宮では「厄晴れ瓢箪焼納祭」が斎行されております。

Tenman1 

太宰府天満宮の宮司・西高辻信良氏は、菅原道真の直系の子孫である西高辻家の当主でもあり、また福岡県神社庁長の公職に就く方でもあり、またさらに現役競走馬を所有する馬主でもある。なかなか珍しい苗字なので、セリで落札されるとつい印象に残ってしまう。

所有馬の一頭ワラベウタは、サムライハート産駒の牝の3歳馬。日本を代表するわらべ歌の「通りゃんせ」の歌詞には、「ここはどこの細道じゃ。天神様の細道じゃ」という一節があるから、この「天神様」からの連想によるネーミングかもしれない。いずれにせ、なかなか風情のある響きで、良いネーミング。馬の方は苦戦が続いているみたいだけど、頑張って欲しい。

Tenman2  

さて、有名な「飛梅」を横目に眺めつつ、太宰府天満宮の奥へと進むと、神馬(しんめ)が暮らす厩舎を見つけた。厩舎からこちらを見つめているのは、真っ白な芦毛馬。「JRA小倉競馬場寄贈」とある。となれば、いったい父馬は何であろうか?

Tenman3  

   なんて余計な詮索をしてしまうのは、競馬ファンの性(さが)であろう。神馬は神の遣いであり、日本各地で信仰の対象にもなっている。神馬は神馬。血統など関係ない。……でもこんだけきれいに白くなるのは、やっぱクロフネかなあ。いや、芦毛は案外お母さんからの遺伝で、お父さんはひょっとしたら「神の馬」ラムタラかもしれないゾ   などと罰当たりなことを考えつつ、天神広場を駅へと向かう。

「テンジン」と言えば、かつて最低人気で日経賞を差し切り「大穴馬」としてNHKの朝のニュースでも取り上げられたテンジンショウグンを思い出す。彼は競走馬を引退したあと、警視庁騎馬隊で第二の“馬生”を送っている。神馬にせよ、騎馬隊にせよ、引退後の居場所を与えられた馬は幸せだ。2歳馬の入厩が始まるこの時期は、実は引退馬が溢れる季節もである。福山競馬の所属馬の大半に、この先の行き場などおそらくあるまい。とはいえ、私の出来ることなどたかが知れている。

天満宮の神聖な空気のせいか、珍しく神妙な気分に浸った。それにしても、梅が枝餅は美味いですね。

Tenman4

|

« JRA騎手・戸崎圭太 | トップページ | 本物の長浜ラーメン »

競馬」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« JRA騎手・戸崎圭太 | トップページ | 本物の長浜ラーメン »