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2013年3月 7日 (木)

【本店へ行ってみよう③】耕一路

Koichi1  

以前にも書いたように、東京競馬場に着いて最初に向かうのは『ときわ家』。ここで朝のコーヒーを飲みつつ、時折バルコニーに出て1レースのパドックの様子を眺める。競馬場におけるあらゆるシチュエーションの中で、至福の時間帯と言っても過言ではない。(自分の馬が勝てば、その方がはるかに嬉しいが、哀しいことに期待できない)

中山には『ときわ家』に相当する店がないので、『耕一路』にお世話になる。競馬ファンには「モカソフト」でお馴染みの一軒だが、出自は丸の内で70年の歴史を誇る老舗の喫茶店。伝統のコーヒーの味に間違いはない。

「コーヒーの効能は官能を鋭敏にし洞察と認識を透明にする点でいくらか哲学に似ている」

コーヒーを愛した物理学者の寺田寅彦は自著「コーヒー哲学序説」でこのようにコーヒーの効能を説いている。競馬場において五感が研ぎ澄まされ、洞察力が増すのはすこぶる結構なことであり、なおかつ近年では肥満予防効果や肝機能改善効果まであると発表されるに至った。ために最近ではひとつのレースが終わるたびにコーヒーをガブガブと牛飲しては、タプタプになった腹を抱えて帰宅する週末を過ごしている。

口の悪い友人たちは、私の馬券成績と体型を見て「コーヒーの効果なんて迷信じゃないか」と口をそろえるのだが、いやさにあらず。これでコーヒーを飲んでなければもっとひどいことになっていたはず。飲んでいればこそ、この状況に踏みとどまっていられるのだろう。そう思いこむしかない(笑)

冗談はさておき、丸の内国際ビル地下の『耕一路』本店は、玄米を中心としたヘルシーランチがウリのお店。昼時ともなると店内は丸の内OLでいっぱいとなり、男性客がひとりで足を踏み入れるには多少の勇気が必要だ。同じ『耕一路』でも競馬場の店舗とはこうも違うものか。ふと周囲を見渡せば、あの『タニタ食堂』の看板も。場違い感に苛まれつついただくコーヒーも、それほど悪くないものです。

Koichi  

 【Little Miss 耕一路】

 東京都千代田区丸の内3-1-1 国際ビルB1F
 03-3214-4081
 [カフェ]08:00~18:00
 [ワインバー]18:00~23:00(食事L.O.21:30)
 土日祝定休

Menu

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