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2013年2月10日 (日)

検量食堂

Carry  

競馬場のバックヤードには「検量食堂」と呼ばれる関係者用食堂がある。

東京競馬場は4人掛けテーブルが4つという実にささやかな規模。ただし、騎手や厩舎関係者はそれぞれの控室に出前をとって食べるので、席数はこれくらいで十分なのであろう。利用客の大半は報道関係者。どういうわけか知らんが、飲み物の冷蔵庫に「ガラナ」のボトルが並んでいるのも注目に値する。

ここの料理を提供するのは、一般スタンド内でも食堂を経営している業者である。かつては中華の『翠松楼』さんだったのだが、数年前にカレーでお馴染みの『ハロンボウ』に業者替えがあった。となれば、めちゃくちゃ美味しいカレーが出てくると思うでしょ? ところが、これがごくごく普通の味なんですよ(笑) まあ、そこらへんも業務エリアの食堂らしさということでお大目に見ることにする。

今はどうだか分らないが、中山の検量食堂も以前は『翠松楼』さんの経営で、私はそこの五目炒飯が大好きだった。テラス席で12月の寒さに震えながらカチャカチャと炒飯を掻き込み、アツアツのスープで身体を温めつつ見届けたサクラローレルの有馬記念の光景は忘れ難い。以来、私はサクラローレルと聞くと、なぜか炒飯が食べたくなる。

不思議なことに、東京競馬場の検量食堂で食べた五目炒飯はそれほど美味いと感じた記憶がない。暖簾は同じ『翠松楼』であった当時のことだから、味は同じであってしかるべきだ。なのに何かが違う。季節的なものかもしれないし、シチュエーション的なものかもしれない。東京の検量食堂は地下にあるので、レースが見れないのである。

代わりといってはなんだが、東京の検量食堂の麻婆ライスは大のお気に入りであった。辛さよりも味の濃さが勝る麻婆豆腐は、アツアツのご飯にジャストマッチ。競馬でお馴染みの某民報アナも、よくこれを食べていたと記憶する。

いちどだけ、アナと相席したことがある。席に着くなり、おばちゃんに注文を投げた。

「麻婆ライスください」

「私も」

で、それぞれの席に運ばれてきた麻婆ライスを見て二人で苦笑いした。あからさまに私の方のライスが多かったのである。いちいち「大盛で」などと付け加えなくても、大盛オーダーとなる私の面目躍如なるところ。だが、TVを通して見るアナウンサー氏のスリムな体型を見るたびに、それじゃあイカンのだと思い直す日々である。

Mabo

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