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2013年2月 2日 (土)

21世紀でもっとも遅い

Ringo  

近年の勝ち馬からストロングリターンとアサクサデンエンという2頭の安田記念勝ち馬を輩出している注目のテレビ山梨杯を勝ったのは、まさかのまさかのリンゴット。8番人気ながらまんまと逃げ切ってしまった。

「スタートしてから周りを伺っていましたが、誰も行く気配がなかったので、思い切って行ってしまいました。その後も後続が思っていたよりもつついてこなかったですし、自分のペースで進めることができました」(田辺騎手)

ハナを切るかと思われたメスナーが出遅れたせいもあるが、リンゴットの逃げは実に……というか、奇跡的とでも言うべき超々々々スローペース。スタートからの3ハロンが36秒9と聞いて、それが良馬場の芝のマイル戦だと誰が思うだろうか。歴戦の古馬たちとはいえ、スピード自慢のマイラーたちがおとなしくこのペースに従ったことが、不思議に思えてならない。

2001年以降、良馬場の東京芝1600mで行われた古馬1000万条件は81鞍を数えるが、その中でもっとも遅かったのは2010年10月24日に行われた神奈川新聞杯の36秒5。ただ、この時はさすがに「遅い」と気づいたのか、残りのラップはすべて11秒台。結果1分34秒1の決着に収まっている。

なのに今日のテレビ山梨杯ときたら、36秒9で600mを通過したあとも、12秒3、12秒1と、12秒台のラップを2度も続けて1000m通過は驚愕の61秒3。この時点で後方につけている馬たちの勝ちは消えた。事実、向こう正面を1~3番手で通過した馬が、そのままの順番でゴールを駆け抜けているのである。

それにしても、先週の根岸Sと言いシルクロードSと言い、スローペース蔓延の昨今ではあるが、それでも限度というものがある。明日の東京新聞杯はヤマニンウイスカーがハナを切ると思われるが、そのペースにも注目だ。

Yamanin

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