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2013年2月13日 (水)

ダートグレードも忘れずに

Dream  

先週土曜の東京7レースを勝ったドリームジェダイは、今月いっぱいで調教師勇退を表明している阿部新生調教師の管理馬。翌日曜の京都ではリキアイクロフネも勝利して、早くも今年3勝目をマークした。

阿部師の引退に際し、多くのメディアは重賞タイトルを下記の8勝と紹介しており、1988年の札幌記念から四半世紀もの間重賞から遠ざかっているような印象を持たせる。だが、実際には2001年のエンプレス杯(GⅡ)をオンワードセイントで勝っている。阿部調教師のみならず、オンワードセイントにも失礼な話であろう。

年度 競走名 馬名
1988年 札幌記念  コバノリッチ
1985年 セントライト記念  タイガーボーイ
1980年 目黒記念(春) カネミノブ
毎日王冠 カネミノブ
1978年 日本経済賞 カネミノブ
アルゼンチン共和国杯 カネミノブ
東京障害特別(秋) オンワードカオリ
有馬記念 カネミノブ

JRAのリリースをそのまま流すからこういうことになる。だが、安藤勝己騎手の引退報道際しては、JBCクラシックや帝王賞のタイトルを紹介していたはず。統一された報道スタンスがないことが、違和感に繋がるのかもない。

数年前には、橋本美純騎手の引退を報じた記事に「重賞はマイターンで勝った1999年のウインターSのみ」と紹介されたことがあった。マイターンとのコンビでは、実際にはダイオライト記念(GⅡ)とオグリキャップ記念(GⅡ)も勝っているのに、である。いみじくも競馬を報じる立場にありながら、関係者なら誰もが目標とする重賞タイトルを「ダートグレードだから」という理由で軽んずるようなことはあって欲しくない。

ところで、JRAの公式サイトを見る限り、阿部調教師は「引退」と表現されているのだが、「勇退」という言葉を使うのはやめたのだろうか。定年を前に廃業する調教師が相次いで、いちいち「勇退」などと呼ぶ必要は、もはやないと判断したのかもしれない。

【ダイオライト記念を勝ったマイターンと橋本美純騎手】

Myturn_2

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