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2013年2月12日 (火)

血液型

Prog  

JRAのレーシングプログラムには出走各馬の生年月日が記載されている。

何事にも氏名・住所・生年月日を書かせる役所の書類にも似て、JRAのお役所気質もここに極まれりと訝っていたのだが、これが実はファンからの要望に応える形で掲載しているのだそうだ。占星術を使った予想には、生年月日は欠かせないのだという。

日本で走る競走馬の場合、ほとんどが1~6月生まれ。キンシャサノキセキ(9月24日生まれ)のように、南半球産馬に7~12月生まれの例はなくはないものの、これはごくごく稀なケース。こうなると占星術が公平に適用されるのかどうか、かなり怪しいような気もしなくもない。

同じ理由で「馬の血液型を教えてほしい」という要望が、年に数回あるのだそうだ。すなわち血液型占いである。日本人の占い好きもここまで来れば立派なものだと感心する一方で、馬の血液型が人間と同じA、B、AB、Oの4種類だと思っている人が しかも馬券を買う以上大人であろう いるのだと思うと驚愕の思いを禁じ得ない。

そもそも、科学的な根拠など何もないのに、多くの日本人は血液型と性格や相性に相関関係があると信じている。これはいったいに何故であろうか。

JRAの所属騎手を紹介するホームページでは、氏名、生年月日、身長、体重の次に血液型が紹介されている。これを見たとある外国人が「なんでわざわざ血液型を発表しているんだ?」と質問してきた。

世界的に見れば、血液型に興味を持つのは日本人のみとも言われる。ましてやそれが性格や相性占いの重要な要素だと言っても、外国人にはとても理解できまい。プロフィールとしては、キャリアを示す免許取得年月日や所属厩舎の方がだんぜん役に立つ。だが、「プロフィール」と聞けば、なぜか「血液型」を持ち出してしまう日本では、もやはやむを得ないのであろう。

几帳面なA型は「流し」。マイペースのB型は「フォーメーション」。優柔不断なAB型は軸を決めきれないので「ボックス」。それで、あれこれやって結局丸ハズレなのはO型。

とかなんとか言って、仲間内で笑う程度に留めおくのが血液型との適当な付き合い方ではないか。事実ABO式血液型の性格診断に科学的根拠などない。それでも血液型占いが流行る現実に、科学教育レベルの低下を危惧する声すら聞く。とはいえ、「丸ハズレのO型」というのは、こと私個人に関する限り、当たっているような気もするのだが……。

       【キンシャサノキセキ】

Kin

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