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2013年2月20日 (水)

冬こそ鴨汁

Yoshida  

競馬に出かけるのが億劫になるほどの寒さが続いているが、そういう時こそ鴨を食べて冬の有難味を噛み締めたい。

猟期が冬に限られるマガモと違い、アイガモの肉は一年を通じて流通している。それでも、脂が乗って旨味を増すのはやはり冬。脂肪が落ちてアッサリしたマガモを好むのがツウといわれればその通りなのかもしれないけど、寒さに震えながら競馬を見る身にとって、鴨の脂が浮いた濃い目のつゆに潜らせて啜るうどんの有難さに勝るものは、あまり思い浮かばない。

上の写真は南浦和『よし田』の「鴨汁うどん」。浦和競馬場とは反対の出口を降りることになるが、それでもこの「鴨汁うどん」のためならばと、開催のたびに足を運ぶ。

脂が浮いたちょいと濃い目の鴨汁は、鴨独特のコクと旨味がぞんぶんに浸み出ている。ほのかに香る柚子の風味。いくぶん不格好ながら喉越し抜群の手打ち麺に、この鴨汁がまたよく絡む。実に美味い。

鴨の脂は身体を温めるのに役立つから、鴨汁は最後の一滴まできれいに飲み干したい。また鴨肉に鉄分が含まれることは周知の通り。思わぬ大敗を喫し、貧血をおこして倒れるかもしれないという不安も、鴨を食べておけば安心だ。

東京競馬場ではフジビュースタンド2Fの『梅屋』(立ち食いではなくレストランの方)に「鴨せいろ」のメニューがある。食券売り場で「うどんでね」と言えば、鴨汁うどん(写真下)にすることも可能。ただ、ここのうどんの麺はコシとか歯応えなどとは無縁であることを注意事項として述べておく。それでも鴨汁自体はなかなか旨い。

競馬場で「カモ」は禁忌なのカモしれないが、武蔵野の木立を眺めながら蕎麦湯で割った鴨汁をチビチビ飲むのは、なかなかイイもんですよ。

Umaya

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