« 中山の牛丼 | トップページ | 騎手が足りない! »

2013年1月20日 (日)

続行競馬

Snow1  

明日月曜日も中山では競馬が行われる。大雪の影響で打ち切りとなった中山4日目の続行競馬。だが、新聞によっては「代替競馬」と表記するところもあり、JRAのサイトでも一度は「続行競馬」と発表しておきながら、1時間後には「代替競馬」と表記が書き換えられた。おや?と思った方も多いのではなかろうか。

これについては続行競馬と代替競馬の意味の違いについてファンに無用な混乱を与えかねないとして、中山競馬開催執務委員長の判断で敢えて「代替競馬」という言葉を使用したと、ネット上にコメントが寄せられている。裏を取った話ではないが、JRA組織内部ではあくまでも「続行競馬」で取り扱われているとのことだ。

私が知る限りでは、関東地域での続行競馬施行は初の出来事。競馬場に行って、一日の競馬が5Rから始まるなんて記憶にない。

1987年12月14日の中山競馬は定刻の午前10時に1Rがスタートしたが、レース前から降り始めた雪は一段と激しさを増し、2R終了の時点で以降の中止が発表される。代替開催はない。ただし、この日に予定されていたステイヤーズSは順延となり、次週土曜の中山10Rに組み込まれた。そのステイヤーズSをマウントニゾンで勝ち、続く11R・3歳牝馬Sもシノクロスで勝ってしまった嶋田功騎手は、競馬史上でも珍しい「1日2重賞制覇」の記録を達成することになる。

とにかく昔は開催の途中で雪が降ったら競馬は中止。重賞は翌週の番組にねじ込むというのがお決まりのパターンであったように思う。それがこうしてその日の「続き」を全部やってしまおうというのだから時代は変わった。日頃から「中山は遠くて朝が辛い」とか「一日のレース数が多すぎる」などと文句ばかり言っている私としては、これは理想的な時間割にも思える。ちょっと嬉しい。

ただ、中には胸中複雑な方もいらっしゃることであろう。

たとえば成田特別。特別登録からやり直して発表された新たな出走表の顔ぶれを見れば、先週発表時に比べてメンバー強化は明らかだ。

先週、一度は抽選除外の憂き目を見たラフィングインメイは、ファビラスラフンを祖母に持つ良血で、このクラス2着の実績もある。さらに先週は特別登録さえしなかったリーゼントブルースや、吉田豊騎手からルメール騎手に変更になったコスタパルメーラ。こうした有力馬の参戦は、ファンにとっては楽しみであるかもしれないが、他の陣営には単なる脅威でしかあるまい。だが、一週待たされたことで調教を増やし、さらに1往復余計に輸送をこなすことで、この時期にしては馬体を絞ることができるというメリットもある。はたして雪は味方になったのか敵だったのか。たとえ勝ったとしても判断を下すのは難しかろう。

雪に翻弄されたのは馬だけではない。JRAが月曜開催と聞き、同じ日に今年の初日を迎える大井競馬はワリを食ったゾと思ったのだが、おかげでI-PATの発売対象となったと聞けば、あながち悪い話でもないように思える。まさに「万事塞翁が馬」。幸不幸というものは予測不可能だ。

Yuki

|

« 中山の牛丼 | トップページ | 騎手が足りない! »

競馬」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 中山の牛丼 | トップページ | 騎手が足りない! »