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2013年1月10日 (木)

来福亭@人形町

Noren

ポークソテーやメンチカツ、さらには定番のオムライスなど、人形町には洋食の老舗が数多く軒を連ねる。中でも御三家と言えば『キラク』『芳味亭』『小春軒』であろうが、私は敢えてそこにもう一軒を加えて“人形町洋食四天王”を訴えている。

そのもう一軒というのが写真の『来福亭』。親子丼で有名な『玉ひで』の並びにひっそりと暖簾を掲げる店に初めて入った客は、その狭さにまず驚くことであろう。下町の家の玄関先のようなところに、テーブルが2つしかない。そんなこじんまりした店舗は、1948年に「改装された」のだという。では創業は?と聞けば「明治37年」との答えが返ってきた。西暦で言うと1904年。なんと日露開戦の年である。

そんなクラシックな店内の壁には「オムライス」「ハムライス」「メンチカツ」「サンドヰッチ各種」などと、昭和テイスト満載のメニューが掲げられている。中でも目を引くのは「カニヤキメシ」と「メンチエッグ」だ。

「カニヤキメシ」はご想像の通りカニチャーハンである。洋食店だからピラフ風ということもなく、上品な塩味に炒められた炒飯に、ハッキリそれと分かるカニ肉が入っている。普通ならわざわざ注文しないような一皿だけど、ついつい「ヤキメシ」という呼び名に負けてしまう。そこにはどことなく人の郷愁をくすぐるものがあるように思えてならない。

もうひとつの「メンチエッグ」の正体は、メンチカツを乗せた巨大な玉子焼き……ではなくて、単に目玉焼きを載っけただけのハンバーグです(笑)

それならせめて「エッグメンチだろ!」と、先日の川崎『コシバ』の「スパエッグ」と同じツッコミを入れたくなるところだが、ひょっとしたら昔の食堂のメニュー表記には「主体+修飾」というルールでもあるのかもしれない。これは今後の研究課題ですな。

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