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2013年1月 6日 (日)

鳳凰(ファンファン)@飯田橋

Fanfan2

 

飯田橋駅を降りて早稲田通りを神楽坂とは逆の方向に向かい、デニーズを過ぎた角をまた左に曲がると『鳳凰』という小さな中華料理店を見つけることができる。

広東省出身というおかみさんによる手づくりの料理は、祖母と母から受け継いだまさに“おふくろの味”だ。この店を知る人にしてみれば、「中華料理店」というよりは「中華大衆食堂」と呼んだ方がしっくりとくるに違いない。かつてこの界隈にあった某競馬専門紙のオフィスに来るたびに通いつめたのだが、安くてボリュームのある定食にはお世話になりっぱなしだった。そんなワケで、「ほうおう」という言葉を聞くと、私はまず真っ先にこの店のことを思い出してしまう。

さて、先月行われた3歳500万条件ひいらぎ賞、そして昨日のジュニアカップと、芝のマイル戦で連勝を果たしたマイネルホウオウは、むろん中華大衆食堂とは何ら関係はなく、新種牡馬スズカフェニックスの産駒。

ドクターデヴィアスやプルラリズムといった種牡馬の近親としてデビュー前から注目を集めたスズカフェニックスも、牧場で生まれた当初は競走馬になるのも危ぶまれるほどハプニングの連続だったという。生まれつき体質が弱く、突然目が黄色くなる病気で競走馬になることも危ぶまれた当歳時。台風で厩舎が浸水し、一時的によその牧場で避難生活を送った1歳時。「フェニックス(不死鳥)」の名の由来は、度重なる苦難を乗り越えた同馬の生い立ちにこそあった。

GⅠ勝ちは5歳時の高松宮記念ひとつだけだが、全29戦で掲示板を外したのが4回だけという安定した成績はまさに能力の証。「不死鳥」譲りのスピードを活かす競馬で「鳳凰」がどこまで空高く舞い上がることができるのか。春の楽しみがひとつ増えた。

Houou





  

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